<長さ245cm 幅107cm コットン100%>
バティックとは、本来“ろうを使って模様を描き、染め分ける技法によって作られた布”を指します。
こちらの作品は、チャンティンを使ってろうを置き、染め、またろうを置いて色を重ねる――
そうした工程を何度も繰り返して仕上げられた、手描きのバティックです。
一点ずつ表情が異なり、染料の濃淡や線のかすかな揺らぎにも、職人の手仕事ならではの味わいがあります。
本作品は、ジャワ島北岸の町プカロンガンで作られたバティックです。
プカロンガンは、古くから海上交易で栄え、多様な文化が行き交った土地で、バティック制作でも高い技術力を持つ地域として知られています。
本作が属するジャワ・ホコカイ様式は、第二次世界大戦期、日本占領下のジャワで生まれた奉公会(Jawa Hokokai)の名を持ち、当時の文化的背景をよく映し出しています。
布はパギソレ構成になっており、藍と赤を対比させることで、朝と夕の時間帯を表現しています。
一枚で昼と夜の二つの用途を持たせるこのつくりは、実用性と美しさを兼ね備えたものです。
文様の中心にはブケタン(花束)が描かれており、ジャワらしい抽象化された多弁花として表現されています。
これらのモチーフは、繁栄・祝福・生命力を象徴し、布全体に華やかな動きを与えています。
これらの図柄は、もともと婚礼や祝祭の場で用いられ、人々の祈りや願いを込める象徴として受け継がれてきました。
製作はチャンティンを使った手描きで行われています。ろうを置き、染め、またろうを置いて色を重ねる工程を繰り返すことで、多層的な色合いが生まれます。
細かな点描や流れるような線描が布を埋め尽くし、一枚の制作に多くの時間と手間がかかっています。
手描き・手染めで仕上げられたバティックは、同じものが二つと存在しない“一点もの”です。
Rosilyではジャワ島の工房を一軒ずつ巡り、数ある布の中から「これは」と思える一枚だけを選んで仕入れています。
図案をろうで描く線の強弱や、染料が重なり合う深みの出方など、すべてが職人の感覚と経験によって生まれるため、まったく同じ作品は二度と作れません。
なお、ジャワ島のショップであっても、この品質と価格を両立した作品はほとんど見られず、手仕事の価値を知る方にこそお届けしたい一枚です。
生活に取り入れるほどに、その魅力が少しずつ見えてくる──そんな特別な存在です。
洋服の生地として仕立てると、ワンピースやスカートにしたときに、手描きならではの風合いがそのまま装いのアクセントになります。
また、大きめのサイズを活かしてテーブルクロスとして広げたり、棚や家具の上に敷いたりすると、空間に柔らかな彩りが加わります。
壁に掛けてタペストリーとして飾れば、模様の奥行きが際立ち、お部屋の雰囲気を大きく変える存在になります。
さらに、ベッドに掛けてベッドスプレッドとして使うと、寝室が一気に華やぎ、毎日の生活に美しいアクセントを添えてくれます。
用途に合わせて楽しめる、自由度の高い一枚です。
ご購入の前に、以下をご理解ください。
※ 手作りのため、わずかな色飛びが見られる場合があります。
※ 写真ではできる限り実際の色を再現していますが、多少の差が出ることがあります。
Rosilyでは、できるだけ状態のよい布を選び、お値打ちにお届けできるよう努めています。
この商品は、Rosilyの健が推薦します!(2025年11月19日)


















