アタ製品は独特の香りがします、それはなぜか?
バリ島には、「乾季と雨季」の2つの季節があります。
乾季は割と涼しくて雨が降らず、乾燥しています。
そして、雨季は暑い日が続き、直射日光が強い。
そして昼からスコールが降り、ジメジメした日が続く、そんな感じです。
植物で編んだアタ製品にとっては、かなり過酷な気候状況です。
実は、アタ製品を長く使うために「燻し」と言う技法を使っているのです。
編んでから、釜の中で椰子の実の皮を燃やし、その煙で3日ほど燻します。
ココナッツを燃やした煙は、アタ製品に染み込み、防虫と防カビ効果を得られます。
椰子の実は糖分を持っており、燃やすと油になる為に、アタ製品の表面に皮膜も作ります。
この皮膜が、湿気から守ることに役立っているのです。
この技法を用いることで、過酷な気候条件のバリ島で、長く使うことができるのです。
「囲炉裏の匂い」「燻製の匂い」に近い、良い香りがします。
ごく稀に「匂いが苦手」と仰る方もいます。
もしかして、防腐剤や防虫剤を使ったアタ製品や、またアジアン雑貨に嫌気がさしているのかも知れません。
いちど、Rosilyのアタ製品を手にとってみてください。
Rosilyのアタ製品は伝統工法を守っており、一切の化学薬品は使っていません。
「これならいいかも」と思ってくれるかも知れません。
どうしてもこの香りが苦手な方は、残念ですがお勧めいたしません。
本物の香りでも、やはり苦手な方がいらっしゃいます。
香りは、半年から1年ほどは消えません。
香りがないアタ製品は偽物であり、Rosilyは「燻し無し」では作りません。
Rosilyのアタ製品は、本物です。
アタ製品の可愛さに加えて、その香りもぜひ楽しんでいただければと思います。